オオクワガタの簡易産卵セット
オオクワ一つでも奥が深く、産卵一つ取っても色々なサイトで様々な方法を紹介されており大変参考になります。
ここでは私が実践している比較的簡単な産卵セットを紹介します。
この産卵セットは産卵セット爆裂クワガタさんのやり方を参考にさせて頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます。
産卵木を加水します
バケツ一杯に水を汲み材を入れ蓋をして重石をします。
この状態で約４時間加水します。
４時間経過後、材を取り出して約１時間陰干しするか、材の雑虫が気になる場合は電子レンジで５分以上加熱します。
この加熱は、意見の分かれるところで、材に繁殖する自然の菌まで死滅するから、加熱しない方が良いと言われる方もおられるようです。
電子レンジで加熱した場合は冷えるまで新聞紙にくるむなどして陰干ししておきます。
セット方法
クワガタの転倒防止に１cm程水蘚を敷きます。
その上に皮をむいた加水済みの材を置くだけです。
面倒なら材の皮はむかなくてもＯＫです。クワガタが自分で皮を剥いで産卵します。
少しでもクワガタの体力の消耗を避けたいのなら皮を剥いてからセットしてあげましょう。
あとは餌を１〜２個置いて交尾済みのメスを入れます。
上手くいくとオオクワガタのメスが材をかじってボロボロにしていきます。
沢山生ませたい場合は、材の状態をみながら新しい材に入れ替えていきます。
上手くいくと、材を入れ替えるたびにどんどん生んでいくので４０匹程度の幼虫が捕れます。
取り出した材は通常の産卵セット同様に、マットに埋めて約１ヶ月間保管し幼虫の割り出しを行います。
このセット方法ですと通常より材の表面が乾燥しやすいので、様子をみながら霧吹きなどで表面を軽く湿らせてあげて下さい。
空気穴が少ない保湿性の高い専用ケースの場合は、特に加水しなくても問題ないです。